大腿骨の前捻角と股関節の可動域

数年前に撮った、私の股関節のMRI画像です。
右の画像は骨盤の輪切り。仰向けに寝た人を足の裏から見上げてます。
大腿骨頭から左右に伸びる頸部の方向を見ると、前捻角がほぼゼロ度に近いのが分かります。
解剖学の知識がないとちょっと無理ですね。
寛骨臼との適合性が一番高くなるのは15度くらいだけど、標準値は8度〜20度と文献によってばらつきがとても大きいのが特徴です。
前捻角を測るのに、クレイグテストっていうのがあるけど、慣れないと結構難しいです。
レッスンのとき私は、腹臥位で、膝を90度に曲げて、足を左右に倒してもらって、何となく傾向を見るようにはしてます。
ヨガをやってる女性は、前捻角が大きめの人が多い印象ですが、私は反対に小さい。
私のように前捻角が小さいと、つま先を外に開くのは得意だけど、つま先を内側に向けるのは苦手です。
解剖学的にいうと、股関節外旋可動域は大きく、内旋可動域は小さい。
例えばヨガのボースでいうと、ウォーリア2やパドマーサナが、取りやすくなります。
反面、骨盤を横向きにした鳩のポーズの軽減法(?)なんかは、生まれ変わらない限りできない(笑)
パドマーサナで、私の半月板が断裂したのは、この外旋が得意すぎる股関節のせいで、膝に過度の負担が掛かったとも言えます。
体が柔らかすぎても危ないってやつ。
人の顔が全員違うように、骨の形も人それぞれです。
その中でも、この股関節の前捻角は個体によるばらつきが大きく、ヨガのポーズの完成形にも大きく影響します。
無理やりポーズの形を作りに行くことがいかに危険かってことです。
あぐらで膝の下りない人。
前捻角が大きいのが原因かも知れません。
力任せに無理やり下げると、股関節傷つけます。

こちらの画像は、同じ日に、左の股関節変形症を宣告されたもの。
画像は向かって右側が、体の左側です。
分かりにくいけど、言われると大腿骨頭と寛骨臼の隙間が、右側よりわずかに小さいです。
ショルダーバッグを長年右側に掛けてきたからかなぁ。
左の股関節は無理をさせずに、そして筋肉を落とさないようにケアしています。
医療によって、現状を知ることが、未来のQOLを上げることに繋がります。



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