筋膜リリースや筋肉ほぐしって「痛いもの」と思ってませんか?
- 11 分前
- 読了時間: 3分

筋膜リリースや筋肉ほぐしってやってますか?
フォームローラーやストレッチポールの上で脚や腕をゴロゴロ転がすと、結構痛かったりしますが、ほぐれますよね。
フォームローラーとかを使った筋膜リリースや筋肉ほぐしをやってる人で、
1.かなり痛いときもあるが、我慢してほぐしている。
2.毎日の日課になっていたり、週に何回かやっている。
3.しょっちゅうやってるのに、毎回痛いのは当たり前。
4.筋膜リリースの翌日、脚や腕が重だるかったりする。
5.痛いが、しっかりほぐれるので、ヨガの練習前に必ずやっている。
6.痛くて、毎回めっちゃ効いてる気がする。
これらに当てはまる人、筋肉や関節周りの組織を「整えて健康になる」のが目的なら、フォームローラーやストレッチポールでのほぐしは止めた方がいいです。

安いトンカツ用のお肉買ってきて、柔らかくするのに包丁の背でたたいたり、麺棒でごろごろやったりしますよね。
赤みのお肉=筋肉です。
麺棒ゴロゴロでお肉が柔らかくなるのは、筋肉の繊維や、筋肉周辺の軟部組織(筋っぽいサシの部分とか)を潰しているからです。筋線維を破壊して、潰したりぶちぶち切ることで、お肉は確実に柔らかくなります。
フォームローラーでの筋膜リリースは、このトンカツとおんなじ状態です。
「整えて健康になる」のは、「筋線維を破壊する」ことではありませんよね。

フォームローラーでしっかりほぐすと、筋線維や周辺の軟部組織が潰され破壊されるので、柔らかくほぐれて当たり前です。
次の日にしんどくなるのは、破壊された筋線維を体が修復しているからで、これを「もみ起こし」とか「好転反応」とか言いますが、やり過ぎた証拠です。
毎日のようにやっても毎回痛くてほぐさなければならないのも、当たり前の現象です。
組織が破壊されると、体は強い刺激に耐えるため「以前よりも固くて丈夫な」組織を作ろうとします。なので、そのときはほぐれたと思っても、結局数日経てば元通りになり、またほぐす必要が出てくるのです。
医療従事者など、専門的な知識のある人は、「痛いほぐし」や「痛い筋膜リリース」はしません。

筋肉を固めているのは、神経伝達による脳からの命令です。
筋線維や軟部組織を壊さずに柔らかくするテクニックを身につけることで、血流やリンパの流れが生まれ、自然治癒力が発動しやすくなります。
柔らかくてプリっぷりの質の良い筋肉には、栄養や酸素の供給、老廃物の排出が適切に行われることで、痛みは軽減され、良好な状態が長続きするようになります。
筋肉、関節、関節包、腱、靱帯、脂肪体、滑液包、筋膜、ファシア、骨膜、皮下組織。。。
これらのワードを聞いて、体の中を何となくでも想像できるくらいの知識は身につけてから、体にアプローチしていきたいものです。
健康になるためにヨガやピラティスを受けるなら、「科学に基づいた」正しい解剖学や運動学の知識をもった指導者を選んでくださいね。



コメント